略奪愛体験談

大学生のときに、していたアルバイト先での話です。
アルバイトの初日、なにもわからない私にいろいろ教えてくれたのが、彼でした。
見た目も好きなタイプだったのもありますし、優しく教えてくれたところにひかれました。
仕事中は真面目でリーダーとして威厳をもっているところも素敵でした。
仕事中と普段のギャップにやられてしまいました。
それからはアルバイトが楽しくなり、彼がいる日になるべくアルバイトに、入るようになりました。
そのときは彼に彼女がいるのかどうかもわかりませんでした。
だんだん仕事にも慣れてきて、友人もできました。
その友人とはじめて出掛けたときに、私の好きな彼と付き合っていると宣告されました。
おどろきとともに、この恋は諦めないといけないのだと思いました。
そんななか、彼からメールや電話など来るようになり、彼のことを諦めないといけないと思いながらも、嬉しくて彼と仲良くなってしまいました。
同じアルバイト先の方から彼と付き合っている女こはて手当たり次第に男と付き合っていると聞きました。
たしかにその女の子は、いろんな男と仲良くしてイチャイチャしているように見えました。
そんな女は彼にはふさわしくないと思うようになりました。
それからは彼を奪ってやろうと思いました。
アルバイト先の飲み会にも彼がいるなら参加するようにしました。
わざと終電に乗り遅れたふりをして、彼の家に泊めてもらうことに成功しました。
もちろんまだ付き合っているわけではないのでなにもありませんでしたが、彼との距離はぐっと縮まりました。
彼も私の気持ちに気づいてくれたようで、彼女とのことはきっちり終わりにするから待っていてほしいと言われました。
ちゃんと付き合うまではなにもしないと言ってくれて嬉しかったです。
彼は本当に真面目で誠実なんだと思いました。
それからは泊まったりすることはせず、ただ待ちました。
その後彼から呼び出されて付き合うことに。
略奪に、成功しました。

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